濡れても錆びないネックレス素材とは?錆びにくくするお手入れ方法も紹介!

お気に入りのネックレスでも、使っていくうちに錆びや変色があってショックを受けた方もいるかと思います。

ネックレスを着けっぱなしにしたい方や、ネックレスが錆びてしまった経験がある方は、錆びにくい素材ものを選んでいくと良いでしょう。

この記事では、錆びにくいネックレス素材と錆びにくくするお手入れ方法、おすすめのネックレスを紹介しています。

錆びにくいネックレス素材

ネックレスにはシルバーやゴールド、プラチナなどさまざまな素材がありますが、錆びにくい素材を4つ見ていきましょう。

ゴールド

金は絶対に錆びないとも言われるほど、錆びにくい性質を持っています。

王水(濃塩酸と濃硝酸の混合液)以外には溶けないので、温泉や海で濡れたまま放置していても、錆びたりはしません。

しかし、金でできたアクセサリーは錆びる可能性があります。

なぜかというと、多くのアクセサリーは純金製(K24)ではなく、K18やK14など、他の金属との合金であるからです。

金単体では非常にやわらかく、アクセサリー加工に不向きであることや、色合いのバリエーションを増やす目的で、銀やパラジウムなどを混ぜて硬度を高めます。

このようにアクセサリーに含まれる金以外の金属が錆びてしまうことで、ネックレスに変色や錆が生じます。

できるだけ錆びにくいネックレスを選ぶ際は、K18以上がおすすめです。

プラチナ

プラチナも、イオン化傾向が小さく酸化しづらい、錆びにくい金属です。

純プラチナ(pt1000)のアクセサリーであれば、日常生活において錆びたり変色してしまうリスクはほぼないでしょう。

しかし、プラチナも金と同様に、アクセサリーにする際はほかの金属を混ぜて作ります。

この割金が酸化し、錆びや変色が起こることがあるので、錆びにくいネックレスを選ぶ際は、プラチナ含有量の高いネックレス(pt900以上)がおすすめです。

ステンレス

ステンレスは英語で「stainless」と書き、stain(錆び)+less(少ない)の造語で、錆びにくいという意味が付けられている合金です。

ステンレスは、鉄にクロムやニッケルを混ぜて作られています。

鉄が酸素と結びつくことで錆が発生しますが、鉄が酸化するよりも先にクロムが酸化し、酸化皮膜で表面を覆うため、錆びを防ぎます。

金やプラチナのネックレスは非常に高価ですが、ステンレスネックレスは比較的お手頃な価格で手に入るのも魅力です。

チタン

チタンも錆びない金属として有名で、金属アレルギーが出にくいことから人気の素材です。

チタンは酸素に触れると、目には見えないごく薄い酸化皮膜を形成し、この皮膜に守られているチタンは錆びにくいのです。

海水にも強く、軽くて丈夫なのでレジャー時のおしゃれにも適しています。

そのほかに、シルバーも酸化せずほとんど錆びない素材なので、シルバー925製のネックレスもおすすめです。

関連:シルバー925とは?錆びないって本当?

アクセサリーを錆びにくくするお手入れ方法

錆びや黒ずみがひどくなってしまうと落とすのが大変になるので、日頃のお手入れによって錆びにくくすることが大切です。

アクセサリーを錆びにくくするお手入れ方法を見ていきましょう。

着用後は皮脂や汚れをふき取る

アクセサリーを外したあと、そのまましまうのではなく、布でやさしく汚れを拭き取りましょう。

そうすることで、錆びの原因となる皮脂や汗を除去することができます。

普通のタオルやハンカチではアクセサリーに傷が付いてしまう可能性があるため、専用布の使用がおすすめです。

アクセサリーを濡らさないようにする

アクセサリーを錆びにくく綺麗に保つには、水に濡らさないのが一番です。

プールや海、温泉などにアクセサリーを着用したまま入ると、劣化が早まります。

また、サウナに入ったり運動する時も、汗をかくため外しておくことをおすすめします。

日焼け止めや化粧品が付かないようにする

夏場は紫外線を気にして、日焼け止めを塗る方も多いと思います。

ネックレスや指輪などアクセサリーに日焼け止めが付くと、変色や輝きがなくなる原因になります。

日焼け止めには油分が含まれているので、中性洗剤とぬるま湯にアクセサリーを浸け、筆などで錆を取ると良いでしょう。

汚れを落とせたらしっかりと水気をふき取ってくださいね。

アクセサリーボックスで保管する

アクセサリーを綺麗に保つには、保管方法も重要です。

一番おすすめなのは、アクセサリー専用ボックスに保管する方法です。

最近はかわいいアクセサリーボックスもたくさん売られているので、インテリアとしても役立ちます。

ネックレスを吊り下げて保管する人もいますが、ネックレス同士がぶつかって擦れて傷になったり絡まってしまう可能性があるので、吊り下げる場合は間隔を開けておきましょう。

また、ジップ付きの袋に小分けにして収納するのも、酸化を防げておすすめです。

錆びにくいおすすめアクセサリー

 

 

 

まとめ

この記事では、錆びにくいネックレス素材と錆びにくくする方法を紹介しました。

大切なジュエリーやお気に入りのアクセサリーが、変色してしまったり錆びてしまうと非常にショックですよね。

そうならないためにも、アクセサリーは日頃からケアしてあげて、綺麗な状態を保てるようにしましょう。

また、錆びを気にする方は、錆びにくい素材でできたアクセサリーを選んでいくのも一つの手です。

ぜひお気に入りのネックレスをみつけてください♪